ファクタリングの審査に落ちてしまうのはなぜ?審査通過率や見られるポイントを解説!

「ファクタリングで債権を買い取ってもらおうとしたが、審査に落ちてしまった…」

「これからファクタリングに申し込むけど、審査に落ちたくないから落ちる原因を知りたい」

ファクタリングを検討する際、果たして審査に通るのか不安な方は少なくないでしょう。

また、融資審査に比べて遙かにハードルは低いとはいえ、それでも審査に落ちてしまう事業者の方も少なからず存在しています。

今回は、以下の項目を中心に解説を行います。

  • ファクタリングの審査がどういった基準で行われているか?
  • 2社間、3社間の審査通過率はどのくらいか?
  • 審査に落ちる5つの原因?

上の項目を中心に、「なぜ審査に落ちるのか?」を解説していきます。

ファクタリングは銀行融資やビジネスローンに落ちても審査に通過できる?

銀行融資やビジネスローンの審査に落ちてもファクタリングならOK⁉ファクタリングには審査がありますが、一般的に通過率3割程度と言われるビジネスローンや、銀行融資の審査と比べればハードルは低いです。

理由としては、ファクタリングは「融資」ではないため依頼者の返済能力があまり重要ではないことが挙げられます。

業者にとっては、入金までに債権が不渡りにならないことが重要なため、依頼者がもし経営不振に陥っていても、債権の売掛先さえ安定していれば問題ないのです。

加えて、返済期間が融資と比較して短いことも、審査に通過しやすい要因のひとつといえます。

まず、ご存じかと思いますが融資は依頼者が年単位で返済し続ける必要があります。

この数年間を、全額返すまでにきちんと返済能力を保てるかどうか、という点が融資の際はシビアにチェックされるのです。

一方、ファクタリングの場合は債権の支払い期間がそのまま返済期間となりますので、実質23ヶ月程度、長くても半年程度とかなり短いです。

業者にとっては、その間に売掛金を支払う体力さえ残っていればいいということですから、審査に通りやすいのも頷けますね。

 

上記のような理由で、ファクタリングはビジネスローン、銀行融資の審査に落ちてもまったく問題なく利用できる資金調達法であるといえます。

では、続いてファクタリングの審査通過率について、詳しく解説していきましょう。

ファクタリングの審査通過率は?

では、ファクタリングの大まかな審査通過率を見ていきましょう。

ちなみに、下記の通過率はあくまでも目安であり、現状の通過率と必ずしも一致しているわけではないのでご注意ください。

  • 2社間:約7〜8割
  • 3社間:約5〜6割

2社間は審査通過率が高く、約7割の会社が審査に通っています。

これは、2社間ファクタリングが手数料=利益率が高いため。

一方、3社間の審査通過率が2社間と比べて低いのは、2社間とは対照的に手数料=利益率が低いためです。

ファクタリングは、スキーム上薄利多売で利益を上げることが難しいので、3社間を利用するのはどちらかというと大きな債権を持ち込む企業のほうが優先されます。

とはいえ、3社間ファクタリングでも、大手消費者金融「アコム」「プロミス」などが同じ5割程度であることを考えると、

資金調達手法全体の中では充分「審査に通りやすい」といえる部類でしょう。

個人事業主は審査に通るのか

もう一点、個人事業主は審査に通るのかどうか?という点についても解説していきましょう。

結論から言うと、現在はサービスの質も向上し、個人事業主も受け付ける業者が増えています。

企業と比べて審査の目は厳しくなってしまいますが、2社間ファクタリングも可能な業者も今は存在しています。

個人事業主が審査に通過するには、売掛先がしっかりしており、自身も確定申告書類などで経営状態が問題ないことを証明することが重要でしょう。

審査に通るかどうか不安な個人事業主の方も、まずは業者を探して相談してみてはいかがでしょうか。

さて、ここまでで、審査で重視する点や審査に通るかどうかを解説しました。

続いて、審査に落ちるケースは何なのかを紹介していきましょう。

ファクタリング審査に落ちる5つの原因

審査に落ちる5つの原因とは?審査に落ちてしまう場合、たとえばどういう点に問題があるのでしょうか?

審査内容については業者間で違いがあり、ハッキリとはしていませんが、おおむね下記のようなものが共通した原因となります。

  1. 売掛先の経営不振
  2. 債権に譲渡禁止特約が設定されている
  3. 希望買取額が月商に対し明らかに釣り合っていない
  4. 虚偽の申告をしている
  5. 依頼者が誠実さに欠けている

それでは、詳しく解説していきましょう。

1.売掛先の経営不振

審査でもっとも重要な部分は、売掛先の経営状態であると説明しましたが、これが審査落ちの理由の大半を占めています。

これは、依頼者側では改善のしようがありませんので、別の売掛先の債権を持ち込むなどして対応する必要があるでしょう。

一般的に、大手企業や国の債権であればまず与信は問題ないので、もし取引している場合はそうした債権を優先的に売却するようにするのがベストです。

2.債権に譲渡禁止特約が設定されている

債権に譲渡禁止特約がある債権は買い取り不可能ですので、売却したい債権が譲渡禁止でないかどうかは必ず確認しておく必要があります。

実は、譲渡禁止特約の債権が持ち込まれる例は少なからずあり、そうなると利用者もファクタリング業者も徒労に終わってしまいます。

譲渡禁止特約が設定されている債権は、日本国内で発行されている債権の半数近くを占めると言われているため、注意しましょう。

3.希望買取額が月商に対し明らかに釣り合っていない

次に注意すべきなのが、希望買取額が依頼者の月商と釣り合っていないという点。

これは、ひどい言い方をすれば「自社の状況がわかっていない顧客」と判断されてしまいます。

しっかりとキャッシュフロー改善を現実的に考え、申し込む方は希望買取額も現実的になるのが一般的ですから、警戒されるのもやむを得ません。

4.虚偽の申告をしている

ファクタリング会社は、信販会社などと同様に、審査の際は信用情報機関を使って調査を行います。

つまり、いくら虚偽の申告をして審査結果を良くしようとしても、ファクタリング業者は正確な情報を手にできるため意味がありません。

加えて、申告でウソが発覚すると申告された内容をすべて精査せねばならず、審査時間も延びてしまいデメリットばかりが大きくなってしまいます。

買取業者としては、ウソを付くような相手と取引をしたいとは思いませんから審査落ちの要因にもなりますし、くれぐれも嘘偽りなく申告するようにしましょう。

5.依頼者が誠実さに欠けている

続いて、依頼者が虚偽の申告をする、明らかに場にそぐわない格好をしているなど、誠実さに欠けている点。

これは、ファクタリングのスキームがある程度利用者の誠実性に依存しているためです。

ファクタリング業者がもっとも警戒しているのは、架空の債権をファクタリングしようとする利用者と、売掛金を業者に入金せず横領する利用者です。

ですから、依頼者の見かけの誠実さ、ビジネスに取り組む姿勢というのは、円滑に取引をする上で決してバカにできない情報なのです。

誠実さ、というのは面談の際にどんな服装か、から始まり、書類の対応や対話の様子、自社のキャッシュフローの相談など総合的に判断されます。

ファクタリング利用者にありがちなのが、自社の状況を隠して伝えてしまうこと。

業者は、追い詰められた状況にある経営者をたくさん目にしてきているので、ある程度状況がよくないことを前提に話を聞いているものです。

ですから、包み隠さず現状や資金の利用用途を伝え、相談する方が逆に信頼されるでしょう。

 

まとめると、「売掛先の経営不振」「不誠実な態度」「非現実的なプラン」これらの要因が、審査を通過できない要因の一部となります。

まとめ:ファクタリングの審査時に見られるポイント

ファクタリングの審査時に見られるポイント(まとめ)ファクタリングの審査は、上から「売掛先の与信>依頼者の誠実さ>依頼者の経営状況」の順番で重要となってきます。

これに加え、キャッシュフロー改善のプラン、それに伴う希望買取額が現実的かなどもチェックされますので、ファクタリングをなぜ申し込むのか、どれくらい必要なのかという点は正確に把握しておきましょう。

一般的に、ファクタリングの審査通過率は

  • 2社間ファクタリング:7~8割
  • 3社間ファクタリング:5~6割

と言われており、通過率3割と言われるビジネスローンと比べて審査には通りやすいです。

ファクタリングとはいえ、事業者同士の取引ですから、きちんとした態度で臨み、自社の状況改善への一手を打っていきましょう。

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